リン(猫)とキイ(猫)の距離間



リン(先住猫:手前)とキイ(新入り:奥)の距離感は、少しずつ縮まってきました。
とはいえ、まだ完全に仲良しというわけではありません。互いにフ~、シャ~と牽制し合う、微妙な駆け引きの日々です。まるで「今は友達のふりをしているけど、本音は様子見」という複雑な心理戦をしているかのようなのです。

それでも、少しずつ距離が近づく瞬間がある。鼻先を近づけたり、同じ部屋の隅でお互いを意識しながら丸くなったり。こうした小さな前進を見るたびに、「いつかあの二匹が仲良く並んで眠る日が来るのだろうか」と、つい想像してしまい、早くその光景を目にしたいものです。

一方で、リンにはもう一つ悩みの種があります。それは、リンのトイレ問題です。3つのトイレを用意しているのに、どういうわけかリンはそのいずれも使わず、家のあちこちをトイレ代わりにしてしまう。これに対してキイは、用意したトイレを迷わず使用する。結果、キイの臭いがついたトイレに近寄りたくないリン。微妙な心理が絡み合う「猫の世界のトイレ問題」なのです。

こうして見ると、リンは世話の焼けるお嬢さん猫なのだ。自由気ままで、少しわがまま、でもだからこそ愛おしい。キイとどう距離を縮めるのか、どのタイミングで心を許すのか。観察しているだけで、一日の時間があっという間に過ぎてしまいます。

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