友人とともに、一泊二日の車中泊旅に出かけてきました(2024年10月27日・28日)。
ルートは画像に示した通りで、1日目(赤線)は長野県南部を巡るルート。秘境・下栗の里を起点に、日本で唯一「隕石クレーター」として公式に認定されている御池山クレーター跡を訪れ、標高1900m級のしらびそ高原を抜けて、最終的には伊那市にある大芝高原で一泊しました。
2日目(青線)は、その大芝高原からスタートし、国道158号を通って白骨温泉へ。そこからは車がすれ違うのもやっとの旧道・安房峠越えにチャレンジし、峠を下りた先の高山市街を抜け、最後は国道41号で帰路に就くという山道づくしのルートでした。
総走行距離はおよそ550km。2日間とは思えないほど内容の濃い行程でした。
軽バンに大人2人の車中泊でしたが、想像以上に快適に過ごせました。 内部にはDIYで作った収納付きのベンチ兼テーブル兼ベッドがあり、そこに一人が横になり、もう一人はフラットにした床面で寝るスタイル。顔を突き合わせることもなく、お互いにちょうどいい距離感で休むことができました。
ただし――寝ること自体が快適だったかというと、そうでもありません(笑)。
夜間の結露がひどく、朝になると窓がびっしり曇っていました。しかも、私が持参したエアマットにまさかの空気漏れトラブル。
夜中に気づいたときにはすでに腰が床に直撃しており、朝には腰がバキバキ。ぐっすり眠るどころではありませんでした。
とはいえ、そうした不便さも含めて「旅らしさ」なのかもしれません。美しい景色、澄んだ空気、人気のない山道、そして車中での語らい――すべてが印象的で、日常を忘れるには十分すぎるひとときでした。
次はもっと寝心地のいい装備を整えて、また旅に出たいと思っています。

途中に寄った根羽村「月瀬の大杉」にある吊り橋。今回で3回目になる私ですが友人が初めてなので寄りました。

「下栗の里 観光駐車場」(無料)にクルマを停めて、下栗の里のビューポイントであるおおぎびら展望台へ。徒歩で往復40分くらい。2度目の来訪ですが、登山道には新たな手摺りが設置されていました。
ここの駐車場には食事処(はんば亭)があり、昼食はここで食べました。

天空の里ビューポイント(おおぎびら展望台)からの下栗の里。9年前(2015年)に自転車で来た時以来2度目の訪問です。


ハイランドしらびそ(一番上の写真の建物)から少し下ったところにある、しらびそ峠の案内板(?)。因みにその下にある画像はちょうど30年前(1994年11月)の同じ場所です。この時はテント泊するつもりでしたが、訳ありハイランドしらびそに泊まりました。

しらびそ高原を下りた辺りで午後3時過ぎ。国道152号から153号へ移動し「道の駅 信州大芝公園」にある「大芝の湯」を目指しました。予定ではここでお風呂に入った後、諏訪湖辺りまで行って車中泊のつもりでしたが、面倒になり「道の駅 信州大芝公園」で車中泊することにしました。ここには40年ほど前に立ち寄ったことがありますが、その時はだだっ広い公園と売店があるだけでした。今は道の駅に入浴施設、キャンプ場等がある総合レジャー施設のようになっています。
写真は夕食後のくつろぎタイムの車内です。



2日目は午前6時前に出発。雨の降る暗闇の国道153号はひた走り塩尻まで、国道19号とアルプルグリーン道路・日本アルプルサラダ街道を走り国道158号へ。白骨温泉の公共野天風呂の開始時間が午前10時なので「道の駅 風穴の里」で朝食と時間調整の休憩。そして白骨温泉へ。ここにはかれこれ5回ほど来てますが、公共野天風呂に入るのは初めてです。思っていたよりこじんまりした浴場で、男性側は10人が限度くらいの大きさでした。


もう一つの目当て、安房峠からの眺め。もちろん行く前から分かっていましたが、ご覧の通り峠からは何も見えませんでした。天気が良ければ下の写真のような眺望となります。

日曜は曇り、月曜は午前中雨の生憎の天気でした。エブリイが2速でした上れないような路面の悪い一車線の山道もたくさん走れ、初めてポタ電でホットサンドメーカーを使い、いろいろ盛り沢山なドライブとなり楽しかったです。
2 件のコメント:
エブリィ、フルに活躍してますね~♪
心なしかエブリィの佇まいが誇らしげに見えます!
ranranさん、コメントありがとうございます。
ranranさんに連れて行ってもらったところの数々、行かせてもらっています。
しかしよくもまあ、しらびそ高原まで自転車で上ったものです。でも下栗の里の方から上らなくて良かったです。かなりの急こう配でエブリイは2速でしか上がれませんでしたよ。この日はあの時より道もビューポイントも空いていました。
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