
先日の彦根への息子の自転車修理ドライブで、駐輪場にある息子の自転車修理中にとある道具をエブリイに忘れたので妻に取りに行ってもらいました。道具は駐車場に停めたエブリイの「収納付きのベンチ兼テーブル兼ベッド」の中です。
仕方なく、妻に「ちょっと悪いけど、取りに行ってくれる?」とお願いしたところ、快く引き受けてくれました。が、その際、ちょっとしたアクシデントが起きました。収納の蓋が、途中で止まることなく勢いよく「バタンッ!」と閉まったのです。あとで話を聞いたところ、手を挟みそうになりヒヤッとしたとのこと。実際には挟まらなかったのが不幸中の幸いでしたが、その瞬間、思わず手を引っ込めてしまったというから、かなり危なかったようです。
実は私もこれまでに何度も、その蓋で手をはさみそうになったことがありました。使用頻度の高い収納だけに、そのたびに「何とかしないとな」と思いつつも、つい後回しにしていたのです。この収納の蓋、見た目以上にしっかりした木材を使っているため、かなりの重さがあり、勢いよく閉まると“ただの蓋”とは思えない破壊力があります。手を挟んだら確実に青アザ、場合によっては打撲もの。これは放っておけないと、ようやく重い腰を上げることにしました。
そこで、ネットでいろいろ調べた末、キャッチ機構付きのステーを購入。蓋を開けた際に一定の角度で自動的に止まり、任意の操作でゆっくり閉じられるタイプの金具です。DIYでの取り付け作業はそれなりに手間がかかりましたが、構造的にはそれほど複雑ではなく、エブリイの室内スペースに合わせてうまく取り付けることができました。
取り付けたあとは、実に快適。蓋を開けた状態でしっかり止まるので、荷物を出し入れする際に両手が使えるようになり、作業効率も格段にアップ。何より安心感が違います。これでもう、誰かが手を挟みそうになるたびにヒヤヒヤすることもなくなりました。
今回の件は、いわば“プチ事故”未遂でしたが、こうした細かい改善が車中泊仕様のエブリイをより安全で快適にしていく大事な一歩だと感じました。今後も使いながら気づいたことがあれば、どんどん手を加えていきたいと思います。少しずつ“理想のエブリイ”に近づいていくこの過程こそ、カスタムの醍醐味ですね。


このステーのため、思わぬ作業が発生しました。蓋を閉めた時ステーが折り畳められますが、それが収納付きベンチ兼テーブル兼ベッドの四つ角にある上段と下段の位置を合わせる棒に接触して蓋が閉まりません。そこでその棒を短くしました。

取り付けになにかと苦労し、1個目に関しては数回取り付けし直してネジ穴が何個も…。そしてこの商品のAmazonのページを見たらこのような画像がありました。これって私の取り付けって逆なんでしょうか? 確かにロック状態が弱いんですよね、この取り付けだと。やり直しかな、また余分なネジ穴がいくつもできてしまいます。
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