
ずっと前から欲しかった、タヌキの置物。理由を聞かれると正直困るのですが、あの愛嬌のある姿を見ていると、なんだか心が和むというか、不思議と惹かれるものがあるのです。特に、信楽焼のタヌキとなれば定番中の定番。ついに玄関先に置く許しももらえたことだし、念願の一体を求めて、ドライブがてら信楽へ行ってきました。
行きは、多度を通り抜け、国道421号で滋賀県入り。そこからは快適なドライブコースである国道307号を経由して、目的地の信楽へと向かいました。道中は天気も良く、新緑の山並みが目に優しく、目的地に近づくにつれて、ところどころに登り窯や焼き物の看板が目に入り、「信楽に来たんだなぁ」という実感がじわじわと湧いてきました。
到着後は、駅前にある観光駐車場(信楽焼ミュージアムの横)に車を停めて、まずは街をぶらりと散策。できればいろいろなお店に入って、タヌキ以外の焼き物もじっくり見てみたかったのですが、昔から一人でお店に入るのが少し苦手な性格でして……。結果的には、街中を歩いてウィンドウショッピングならぬ「窓の外からのぞき見散歩」になりました。
この日は偶然にもお祭りの日だったようで、紫香楽一宮・新宮神社の境内には小規模ながらも露店が2店ほど出ており、ほのかにお祭りらしい空気が漂っていました。人出も思っていた以上に多く、信楽が根強い人気のある観光地であることを改めて実感しました。
帰り道は、少し前に友人の匪石さんから「スカイラインとしては失格」と酷評された国道477号、通称「鈴鹿スカイライン」を選択。確かに走りごたえはあるものの、路面状況やカーブのきつさなど、走ってみてなるほどと思う部分も多々ありました。それでも、山道ならではの静けさと自然の空気に癒されながらの帰路は、これはこれで悪くない選択だったように思います。
さて、肝心のタヌキの置物ですが、無事にお気に入りの一体と出会うことができ、今は玄関先で誇らしげに鎮座しています。ふと目が合うたびに、信楽までの小旅行とあの穏やかな時間を思い出させてくれます。やっぱり、買いに行ってよかったなと、心から思える一日でした。

信楽はタヌキ、タヌキ、タヌキ…。

確かに匪石さんの言われるように、眺望も展望もよくありません。ただここだけは眼下に四日市あたりの街並みが見えました。昭和の頃は有料道路だった鈴鹿スカイランでしたが現在は無料となり、御在所登山者のクルマが路肩に溢れています。カーブ毎に走り屋対策の減速帯が施されており、軽貨物のエブリイには堪える道路です。

ドアストッパー(戸当り)に木材と緩衝材を巻き付けて簡易の転倒防止器とし、強風などで大事なタヌキの置物が倒れないようにしました。
2 件のコメント:
匪石です。
鈴鹿はtsunさんのホームコースでしたね(;^_^A
でも掃除機が乾燥ぃゃ正直な感想としてお許しを。
信楽は朝ドラ「スカーレット」の頃に何度か散策しました。
常滑 多治見 と並んで焼き物に少しハマった磁器ぃゃ
時期があったんですね。
また良さげなコースの紹介をお願いします。
匪石さん、コメントありがとうございます。
ダジャレがキレッキレで、羨ましい限りです。
多分ですが、鈴鹿スカイラインを全線走り切ったのは初めてではないかと思います。
御在所登山で途中の駐車場までは通ってますが、滋賀県側を走ったのは覚えがありません。
とくに滋賀県側の道(コーナー)は、車両が飛び出してくるんではないかとヒヤヒヤしますよね。まあ、ビビっているんですが…。
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