
久しぶりにウォーキングを再開しました。しばらく身体を動かしていなかったので、足取りも重く感じましたが、少しずつ慣らしていければと思っています。というのも、8月にはいよいよ富士山登山の予定があるのです。標高3,776メートルの日本一の山。言うまでもなく、そう簡単には登らせてくれません。だからこそ、今からでも遅くはないと、密かにトレーニングを開始することにしました。
まずは手始めにウォーキングをこまめに行いたいと思います。いきなり激しい運動をしても続きませんし、故障しては元も子もありません。日常の延長線上で無理なく身体を整えていく。その第一歩として、今日は気ままに歩くことをテーマに出発しました。
歩きながら、今後のトレーニング計画をぼんやりと考えていました。例えば、多度山を毎週登ってみるというのもいいかもしれません。標高はそこまで高くないとはいえ、登山道はなかなかの急勾配で、心肺にも足腰にもいい刺激になります。一度は自分の足で登ってみたい富士山だからこそ、準備だけはしっかりしておきたいのです。
ちなみに、その富士山登山ですが、今年から入山規制がかかるという話。五合目からの登山には事前予約が必要になり(たしか5月20日から受付開始だったはず)、混雑を避けるための対策として「1日○○人まで」などの制限もあるそうです。今のところ予約は完了していませんし、天候や体調など不確定要素も多く、実際に登れるかどうかはまだ分かりません。それでも、行くつもりで準備を進めることが何より大切だと思っています。
さて、今日のウォーキングですが、行き先は決めず気の向くまま歩いてみました。ふらりと南区方面に向かって歩いていくと、「道徳公園」という広くて緑の多い公園に行き当たり、思わずベンチで一息。ここで折り返して、帰り道はお馴染みの「七里の渡し」で小休止。水辺の風が心地よく、短いながらも気持ちの良い時間でした。
歩行距離は、目標にしていた15kmには惜しくも届かず。とはいえ、久々の割にはよく歩けた方かもしれません。ただ、歩き終わった後に感じたのは、脚の張りや疲労感以上に、「歩き力」の衰え。以前ならもっと軽快に、もっと遠くまで歩けていた気がするのに、今はそれが難しい。加齢のせいなのか、ただの運動不足なのか──おそらくその両方でしょう。
それでも、今日こうして歩き出せたことが何よりの収穫です。これから少しずつでも距離を伸ばして、富士登山本番に向けて体力を戻していこうと思います。目指すは“高山病に負けない体”と、“登ってよかったと思える心”。地道な準備を楽しみながら、富士山への道を踏みしめていきます。


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