
エブリイに設置している収納付きベンチ兼テーブル兼ベッドに、ちょっとした改良を施しました。今回の主な作業は「窓枠開け」。収納内部にポータブル電源を設置しているのですが、その出力ポートに外からアクセスできるよう、電源の位置に合わせて窓枠を開けたのです。これによって、ベッド展開中でも電源の操作や出力ポートへの接続が可能になり、実用性が格段にアップしました。
さらに、収納のサイド部分にももう一箇所、小さな窓枠を開け、そこからシガーソケット経由で充電ができるように加工。これも、以前見たとあるDIY系YouTuberさんの工夫を参考にさせていただきました。動画内では実にスマートな仕上がりになっていたので、憧れて真似してみたのですが……実際にやってみると、これがなかなか難しい。木材の切断面がどうしてもガタガタになってしまい、慎重に作業したつもりでも、仕上がりはかなり雑なものに…。これもDIYの洗礼。それでも「使えるようになった」ことが第一歩。次に活かせる失敗として受け止めたいと思います。
また、最近購入したアイテムもいくつかあります。
まずはリアゲートストッパー。これは、リアゲートを半開き状態で固定できる便利グッズで、車中泊中の換気や視線対策に最適です。次にリアゲート用の防虫ネット。夏場の虫対策としては必須アイテムで、これがあるだけで夜の快適度がまるで違います。そして、車内調理用にIH対応のホットサンドメーカーを購入。それに合わせて、コンパクトサイズのIHクッカー「Dretec ミニチュラ」も導入しました。この組み合わせなら、火を使わずに手軽に調理でき、エブリイの限られた車内スペースでも安心して使用できます。

これらの電化製品を収納に収めるうえで、肝になったのが「ポータブル電源のサイズ」でした。収納スペースの高さを測ったところ、20cm以下でないと収まらないことが判明。ポータブル電源は大型化が進んでおり、高出力・大容量モデルは軒並みサイズが大きめ。20cm以下という条件に当てはまる製品は本当に限られていて、あちこちのレビューやスペック表とにらめっこしながら選定に苦労しました。
それでも、ようやく条件に合う機種を見つけて購入。サイズが小さい分、当然ながら容量も控えめですが、そのぶん価格も手頃で、私のように「ライトユース」「週末車中泊メイン」であれば十分な性能です。過不足なく使える電源が手に入って、正直かなり満足しています。
こうして、少しずつ手を加えながら、自分だけのエブリイ仕様が完成に近づいていく感覚は、何ものにも代えがたい楽しさです。見た目はまだまだ荒削りかもしれませんが、実用性と工夫が詰まった、愛着ある一台に育ちつつあります。これからも改善を重ねながら、より快適な車中泊仕様を目指していきたいと思います。

移動時の振動対策も考えなければいけませんね。今のところ、100均の滑り止シートの上にタオルを敷いて対策しています。

リアゲートストッパーと防虫ネット。ちょっとだけリアゲートを開けときたい時ってあるんですよね。防虫ネットを取り付けてクルマの鍵をロックすればこのまま寝られます。
現在のところ、どちらも未使用です。

去年に購入し設置できる状態にしてあったキャビネットライト。電源がコンセントのライトだったので使えませんでいたが、ポータブル電源の導入で車内ライトとしてデビューできそうです。


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