
以前、車内の天井部分にイレクターパイプを使ってルーフバーを取り付けました。
このルーフバー、DIYとしては比較的簡単に設置でき、実用性も高いので個人的にはかなり気に入っています。設置当初は、そのバーにゴムネットを掛けて荷物を載せていたのですが、実際に使用してみるといくつか問題点が出てきました。
とくに気になったのは、荷物の重さに応じてゴムが大きく伸びてしまい、ネット全体がたるんで後方視界を妨げてしまう点です。小物程度であれば問題ないのですが、少し重さのある物を載せたときなど、バックミラーからの視界がほとんどふさがれてしまい、安全面から見てもあまり良くない状態でした。
そこで今回、思い切って収納方法を見直すことにしました。新たに選んだのは、より強度と安定性のある「ワイヤーネット」です。ワイヤーネットはDAISOで販売されている62cm×40cmサイズのものを2枚使用し、これをルーフバーに固定。取り付けには結束バンドと補助的にS字フックを併用し、しっかりと固定しています。
2枚のワイヤーネットを並べても、どうしても少しスペースが余ってしまったので、そこには余っていた有孔ボードをカットして取り付けました。こうして、高さ約20cm、横幅110cmという、車内とは思えないほどの広々とした天井収納スペースが完成しました。見た目にもスマートで、実用性の高いスペースに仕上がったと思います。
有孔ボード部分には、今後よく使う小物などを吊るせたら便利だなと考えています。ただ、気になったのは、有孔ボードに吊るせるタイプの専用フックってあるのかどうかってこと。ホームセンターや100円ショップで見かけるものは、たいてい家庭や工具収納向けのものばかり。振動が多い車内では、しっかりと固定できないと危険ですから、今後はそのあたりのフック類についても少し調べてみたいと思っています。
今回の改良で、荷物の安定性も向上し、視界も確保され、安全性もぐっと高まりました。やっぱり、車内DIYは「試してみる→問題が出る→改良する」という流れの繰り返しですが、それもまた楽しさのひとつですね。
0 件のコメント:
コメントを投稿