
晴天で風が強く吹く一日でした。 そんな清々しい天皇誕生日に、ずっと一度は中に入ってみたいと思っていた名古屋市市政資料館へ、ウォーキングがてら出かけてきました。実に30年もの長い間抱いていた願いが、ついに今日叶えられたのです。
名古屋市市政資料館は、国の重要文化財に指定されている「旧名古屋控訴院庁舎」を利用した歴史的な建物です。重厚なレンガ造りの外観は威厳に満ちており、その美しい建築様式は街の中でもひときわ目を引きます。
館内には、名古屋の歴史や市政に関する貴重な資料が数多く展示されていて、見どころが満載です。各展示は丁寧に解説されており、名古屋という都市の歩みや文化、政治の変遷を深く知ることができました。なにより嬉しいのは、この素晴らしい資料館が無料で入館できるということ。気軽に訪れて、じっくりと歴史に触れられるのはありがたい限りです。
館内を歩きながら、長年の憧れが実現した喜びと、名古屋の歴史の奥深さに改めて感動しました。これからも機会を作って、何度でも訪れたいと思います。




名古屋市市政資料館の建物は、大正11年(1922年)に名古屋控訴院・地方裁判所・区裁判所庁舎として建設されて以来、昭和54年(1979年)に名古屋高等・地方裁判所が中区三の丸一丁目に移転するまでの60年近い間、中部地方の司法の中心としての役割を果たしてきました。
その後、名古屋の貴重な文化遺産としていつまでも残してほしいという市民の要望に応え、市が国や県の補助を受けて建物の保存・復原工事を行い、平成元年(1989年)からは国の重要文化財(昭和59年・1984年指定)であるとともに、名古屋市の公文書館の役割を担う名古屋市市政資料館として建物を保存・公開しています。
重要文化財指定を受けているのは、赤い煉瓦と白の花崗岩を組み合わせた荘重で華やかなネオ・バロック様式の外観、ステンドグラスや漆喰塗り、マーブル塗りなど高度な技術が使われている中央階段室(上写真)、内装の美しい三階復原会議室であり、いずれも建築当時の姿に復原されている部分として、館を訪れる方にとっての見所となっています。
名古屋市
日本の女優第一号と言われる川上貞奴が暮らした二葉館。




日本の女優第一号として名をはせた川上貞奴と電力王と言われた福沢桃介が共に暮らした家です。
創建当時は、文化のみちエリアの北端、東二葉町にあり、2000坪を超える敷地に建てられた和洋折衷の建物は、その斬新さと豪華さから「二葉御殿」と呼ばれ、政財界人や文化人の集まるサロンとなりました。
設計は、当時新進気鋭の住宅専門会社「あめりか屋」に依頼し、建物内部に驚くべき電気装備が施される一方、貞奴の好みも至る所に取り入れられました。
当時の記録では、玉砂利の道を入っていくと、車寄せの前がロータリー。
松の木などが植えられ、芝生の庭にはしだれ桜やもみの木、電気仕掛けの噴水やサーチライトがあったようです。
円形に張り出したソファがある大広間では、ステンドグラスが柔らかい光を投げかけていたことでしょう。
文化のみち二葉館
パスタデココが通り道にあれば、必ずこれを食することにしている。
ロースカツのLサイス、ソースはスパイシー。

自宅から東区白壁を廻って、往復17Km弱でした。
ここ最近のウォーキング復活で、これくらいの距離なら無理なく歩けるようになりました。

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