
猫が嫌がる人の特徴
猫は大きな音を嫌うので、大声で話しかけるのは嫌がられる原因に。嫌いなニオイをさせていたり、コミュニケーションがとれていない人にも警戒します。猫の気分を考えずに、過度で一方的なコミュニケーションをとろうとしても、嫌がられてしまいます。様子を見て関わることが大事です。嫌がることをすると猫はずっと覚えているので、気をつけましょう。
ねこのきもちWEB MAGAZINE
声がやたらデカくて、足はいつも独特の臭いを放ち、しかも自分勝手なところがありすぎる──そんな特徴が、見事に我が家の長男に当てはまります。彼が部屋に入ってくるだけで、その存在感はまるで竜巻のよう。家族は笑いながらも、「また始まったか」と覚悟する日常です。
特に猫たちに対する接し方は、周囲の笑いを誘います。彼はまるでステージでパフォーマンスをするかのように、名前を大声で連呼しながら部屋中を歩き回ります。名前を呼ばれた猫たちは、「うるさいなあ…」と迷惑そうに顔をしかめ、逃げ場を探しては壁際に隠れています。にもかかわらず、長男はめげることなく無理やり猫たちを抱き上げ、満面の笑みで顔をスリスリ。猫の耳はぺたっと倒れ、まるで「やめてよ〜」と抗議しているかのよう。
その光景は、傍から見ていても両猫が「こいつとは距離を置きたい」と心底思っているのが手に取るようにわかります。猫たちの表情や動きから、明らかに“嫌われ者”扱いされているのが伝わってきて、家族みんなで思わず吹き出してしまうのです。
それでも長男は懲りる様子もなく、猫に構いたくてたまらない様子。その身勝手さと無邪気さが混ざった態度は、まるで小さな子どものようで、怒りを通り越して愛おしくもあります。彼の「大声+強引な抱っこ+スリスリ」というお決まりのセットは、家の中で一番の“笑いとにぎやかし担当”なのかもしれません。
この微妙にすれ違う人と猫の関係は、見ているだけでほっこりします。いつか猫たちも長男のことを認めてくれる日が来るのか? それとも永遠に「ちょっと距離を置きたい相手」として扱い続けるのか。そんな未来を想像しながら、今日も長男の大声と猫たちの静かな抗議が繰り返されている我が家の風景です。
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