マシュー・マコノヒー主演、映画『インターステラー』のあらすじ・感想など

私的評価

映画『インターステラー』を観ました。
Amazonプライムビデオでの鑑賞です。

観始めてから3分後に、あれ、これ観たことあるな、と気付きました。しかし、細かい場面場面はなんとなく覚えているものの、結末についてはまったく記憶がありませんでした。そんなわけで、改めて最後まで観ることに。

この映画は、私にとっては理解が追いつかないことばかりです。ブラックホールや相対性理論、時間の歪みなど、科学的な部分はちんぷんかんぷん。しかし、壮大な宇宙の描写や人間ドラマの重厚さ、そして未知への探求心を描く映像美には圧倒されます。難解ながらも引き込まれてしまう、不思議な魅力のある作品です。

★★★★☆

作品概要

監督はクリストファー・ノーラン。
脚本はジョナサン・ノーラン。
製作総指揮はジョーダン・ゴールドバーグです。
出演はマシュー・マコノヒー、アン・ハサウェイ、マイケル・ケインほか。

2014年制作のアメリカのSF映画です。世界的な飢饉や地球環境の変化によって人類の滅亡が迫る近未来を舞台に、家族や人類の未来を守るため、未知の宇宙へと旅立っていく元エンジニアの男をマシュー・マコノヒーが演じる。

作品の紹介・あらすじ

解説
『ダークナイト』シリーズや『インセプション』などのクリストファー・ノーラン監督が放つSFドラマ。食糧不足や環境の変化によって人類滅亡が迫る中、それを回避するミッションに挑む男の姿を見つめていく。主演を務める『ダラス・バイヤーズクラブ』などのマシュー・マコノヒーを筆頭に、『レ・ミゼラブル』などのアン・ハサウェイ、『ゼロ・ダーク・サーティ』などのジェシカ・チャステインら演技派スターが結集する。深遠なテーマをはらんだ物語に加え、最先端VFXで壮大かつリアルに創造された宇宙空間の描写にも圧倒される。

あらすじ
近未来、地球規模の食糧難と環境変化によって人類の滅亡のカウントダウンが進んでいた。そんな状況で、あるミッションの遂行者に元エンジニアの男が大抜てきされる。そのミッションとは、宇宙で新たに発見された未開地へ旅立つというものだった。地球に残さねばならない家族と人類滅亡の回避、二つの間で葛藤する男。悩み抜いた果てに、彼は家族に帰還を約束し、前人未到の新天地を目指すことを決意して宇宙船へと乗り込む。

シネマトゥデイ

感想・その他

マット・デーモン扮するマン博士。彼は、一番有能で、そして人類移住計画という任務に最も情熱を注ぐ人物です。ところが、自ら降り立った惑星が移住に適さないことを知りつつも、地球に偽の信号を送ってしまいます。その信号に騙され、主人公たちクーパーたちはその惑星に降り立つことになりますが、マン博士は結局、クーパーたちを置き去りにして地球に帰ろうとします。

しかし、このマン博士の行動や気持ちは痛いほど理解できます。彼は長い間、冬眠装置の中で孤独に過ごし、やっと迎えに来てくれた人々に出会ったのです。迎えがなければ、彼は寂しく、孤独のまま死を迎える運命でした。それでも、どうして一緒に帰る選択をできなかったのか――その葛藤が、非常に人間らしく、胸を打ちます。

さて、この映画の真の魅力は何か。それは最後のシーンにあるのではないでしょうか。クーパーとアメリアの関係が、まるでアダムとイブのように新たな希望や未来を象徴しているかのような描き方で、観る者に想像の余地を残す終わり方でした。この余韻が、映画全体の壮大さと奥深さをさらに引き立てています。

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