
エブリイの1年点検を受けてきました。走行距離は7000キロほど。ほとんどが土日メインのドライブで、車中泊旅行にも活躍してくれている相棒です。この1年間、大きなトラブルもなく、日々の足として本当によく頑張ってくれました。
点検の際、これといって特別な不具合はありませんでしたが、あえて挙げるとすれば“ブレーキの踏み具合”です。納車当初から、どこかスポンジーというか、少しエアを噛んでいるような、ふわっとした感触が気になっていました。もちろん、ブレーキが効かないわけではなく、しっかり踏めばそれなりに止まります。でも、他の車に乗ったあとでエブリイに戻ると、「ああ、やっぱり少し違和感あるな」と思ってしまうのです。
今回の点検時にも念のためその点を伝えておきましたが、スズキの整備士さんからは「特に問題はありません」との返答。ブレーキラインのエア抜きなどは行っておらず、感触に関しては個体差もあるとの説明でした。まあ、正直なところ、結果はある程度予想していたので、「やっぱりな」と思う程度です。すでに自分の感覚も慣れてしまっており、普段の走行ではあまり気にならなくなっていますし、安全に走れる範囲なので問題視してはいません。


それとは別に、点検時にバッテリーのチェックが含まれているかどうかは事前にはっきりわからなかったのですが、念のため、バッテリーにアクセスしやすいように荷台の設置物はすべて取り外しておきました。自作の収納付きベンチ兼テーブル兼ベッドも、ちょっとした工夫で着脱しやすくしてあるため、取り外しも設置も15分程度で済みます。作業自体も苦にならない範囲で、「こういう時のために作っておいてよかったな」と感じました。

また、ネットなどで情報収集していると、エブリイの“お約束ポイント”として、スライドドアの後部下に錆が出やすいという話を多く見かけます。特に、水抜き穴の周辺に泥や水分がたまりやすく、塗装の浮きや腐食の初期症状が出ることがあるとか。気になって自分のエブリイもチェックしてみると、今のとこ問題なさそうに考えますが、予防に越したことはありません。
そこで、以前クロモリの自転車フレームの防錆用に購入しておいた長期強力防錆スプレーを取り出し、水抜き穴からたっぷりと吹き付けておきました。このスプレー、内部の金属面に薄い皮膜を形成して、長期間にわたって錆の発生を防いでくれる優れものです。車体への使用も問題ないとされているので、こうした見えない部分のメンテナンスにはちょうど良いアイテムです。これからは、年に1回くらい、点検のタイミングに合わせてこの防錆処理をルーティン化していこうと思っています。
こうして振り返ると、1年でエブリイにも自分にも、それなりの“馴染み”が出てきたように思います。不満点や癖も含めて、手をかけながら乗り続ける——そういうつきあい方が、このクルマにはよく似合います。次の点検まで、また無事故で元気に走り続けてほしいものです。
2 件のコメント:
SUZUKIの店舗、南側に移転したのですね。
しかもバイク屋さんの隣なんですね。
誘惑されますね~
ranranさん、コメントありがとうございます。
北側にスズキの駐車場があるのですが、そこに店舗があったのでしょうか?
あの辺にあったスズキの店舗は全然覚えがないんです。
バイク屋さん、厳密に言えば隣の隣なんですよ。
2年くらい前にDR250Sを引き取ってもらった時にも感じましたが、中古車ばっかり置いてありました。
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